> 行ってみたい!ヨーロッパの小国「リヒテンシュタイン」

2016年9月3日

ヨーロッパ

行ってみたい!ヨーロッパの小国「リヒテンシュタイン」

by Schnuckie

国土わずか160平方キロ、人口わずか37,000人のリヒテンシュタインは、ヨーロッパでも、世界でも最小国の一つ、同時に、最もリッチな国の一つでもあります。ドイツ語を話し、通貨はスイスフランで、スイスと同様にヨーロッパ同盟に加盟していません。国際空港もないため、リヒテンシュタインに行くには、スイスからバスで行くなどの手段をとるようになります。ここでは、そんな未知の国:リヒテンシュタインの魅力をご紹介します。

首都ファドゥーツ(Vaduz)

スイスとオーストリアの間にあるリヒテンシュタインの首都。アルプスの山々、ライン川、古城が織りなす風景は、壮大で、静かで、美しく、私たちには、まるでおとぎ話の世界です。首都の小高い丘の上には、12世紀からの古城で、現在も王室の居城であるファドーツ城(Schloss Vaduz)があります。

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by Michael Beat, CC BY

城内の見学はできませんが、周辺を散策することは可能ですので、アルプスの山々を背にした美しいセッティングは是非とも写真に収めたいです。
他にも、ライン川沿いの国会議事堂、1873年建設の聖フローリン教会、15世紀からの歴史的な建物・リヒテンシュタイン国立博物館などの見所があります。

切手の国

リヒテンシュタインは、金融で有名な国ですが、実は、とても美しい切手を発行する国としても知られています。昨今、切手収集をする人は少ないかもしれませんが、多くのコレクターがリヒテンシュタインの切手に魅了されてきました。

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by archer10 (Dennis) 80M Views, CC BY-SA

首都にある「郵便切手博物館(Das Postmuseum)」を訪ねてみてください。規模は大きくありませんが、1912年からの切手コレクションを見ることができます。今まで切手に興味が無かった人も、芸術品とも言える切手に大いに魅了されることでしょう!

芸術の国

小さな国リヒテンシュタインですが、とても印象的な展示を見ることができるのがKunstmuseum Liechtensteinです。優れた展示方法でも評判が高いです。

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by PaoloMazzoleni, CC BY

リヒテンシュタイン王室は、世界有数の芸術コレクターとされますが、王室のコレクションを含む19世紀からの芸術作品、近現代の優れた芸術作品を鑑賞することができます。
ミュージアム・カフェでは、お寿司を食べることもできます!

古城の国

古城の国
by weisserstier, CC BY

リヒテンシュタインには5つの古城があります。そのうち2つが今なお現存しており、王室の居城であるファドゥーツ城とグーテンベルグ城(Gutenberg)です。先にも述べましたが、ファドゥーツ城は見学できませんが、バルツァース(Balzers)中心部から近い丘の上にあるグーテンベルグ城はミュージアムになっています。 アルプスの山々を背にした美しいロケーションです。

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by Uve Harder, CC BY-ND

残り3つは、13世紀からの古城で、今では遺跡となっています。 オーベレブルグ(Obere Burg)とウンテーレブルグ(Untere Burg)は、シェレンバーグ(Schellenberg)にあります。もう1つのシャールン城(Schalun)は、首都ファドゥーツから近くです。自然の中に朽ち行くこれらの中世の古城には、歴史を肌で感じられるような独特の魅力があります。

自然の国

自然の国
by pobre.ch, CC BY

小国ながらも迫力ある自然に恵まれたリヒテンシュタインは、ウインターリゾートとしても有名です。マルブン(Malbun)は、アルプスの中でも、最も長いスキーシーズンを持つリゾートの一つです。

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by Stefan Munder, CC BY

夏は、リヒテンシュタインは、ハイキングやアウトドア派の人々のパラダイスです。アルプスの山頂を目指す人もいれば、静かな渓谷の村々を歩く人、森のウオーキングを楽しむ人、サイクリングを楽しむ人もあります。コースは多彩です。アルプスの風景を楽しみながら、先史時代からの村々を訪ねるコース、有名な三姉妹山(Drei Schwestern)の絶景を望むハイキングコース、伝説を廻るコース、子供たちが様々なテーマの10のステーションを廻るコースなど、興味深いものが多数あります。

最後に、とっても役立つ場所として、首都ファドゥーツの中心にある「リヒテインシュタイン・センター」をご紹介しておきます。旅に必要なローカル情報などを得る重要な場所です。ここでは、リヒテンシュタインを訪れたことを証明する記念スタンプも押してもらえます!

筆者 : Schnuckie

シュヌーキー。ヨーロッパ生活が長い40代後半の女性。現在はノルウェーのオスロ在住。ドイツを訪れる機会が多く、イギリスにも5年余滞在。これまで旅した国は、アジア、ヨーロッパを中心に25ヶ国。