更新日:2020年4月13日
ロンドンから日帰りで行ける!プーさんの故郷ハートフィールドへ
子供の頃からくまのプーさんの絵本が大好きという人、ディズニーキャラクターの中でプーさんが一番好きという人、いろいろいるかと思いますが世界中から愛され続けているキャラクターであることには間違いないですね。このくまのプーさん(原作名Winnie-the Pooh)の作者であるA・A・ミルンが住んでいたことのある地がハートフィールド。現在はくまのプーさんの故郷として多くの観光客が訪れています。今回はこのハートフィールドとくまのプーさんの舞台となったと言われるアッシュダウンの森についてご紹介します。
ハートフィールド
ロンドンの南東部イーストサセックス州にある小さな村ハートフィールドへは、ロンドンから公共機関を使って約2時間弱で到着します。
57312 Victoria to East Grinstead, by train_photos, CC BY-SA
ビクトリア駅からイーストグリンステッド駅まで列車で移動し、そこからはバスに乗ります。ただしこのバスが土日は一日に数本しか運行していないので、タクシーを利用すると良いでしょう。
Hartfield, by andrew_j_w, CC BY-SA
プーコーナー
ハートフィールドに着いたらまず行くべきなのがプーコーナーというプーさんグッズ専門店。
ここはではかわいいプーさんのお土産を購入することもできますし、カフェも併設されていてプーさんのクリームティーなどが楽しめます。
でもここでの一番の目的はプーさん縁の地がまとめてあるウォーキングマップをゲットすること。これがないと物語の舞台の地巡りができません。
Pooh Corner
http://www.pooh-country.co.uk/index.php
Pooh Corner, Hartfield, East Sussex, by www.zoqy.net, CC BY-SA
プーさんの棒投げ橋
ここが一番人気の観光場所。木でできた橋は、まさに物語の中のものと同じ!プーさん達が遊んでいたように、小枝を落としてみましょう。
Let’s play Poohsticks!, by Miia Sample, CC BY-SA
ルールは簡単で、投げた小枝が一番早く下流に辿り着いた人が勝ち!せっかくここまで来たんですから是非遊んでみてくださいね。また近くにはフクロウのオウルの家が木に埋められているので探してみて下さいね。
Poohsticks bridge, by kkennedy, CC BY-SA
アッシュダウンの森
プーさんの棒投げ橋をさらに進むと、今度は物語の舞台100エーカーの森となったアッシュダウンの森に辿り着きます。ここはものすごく広い丘のウォーキングコースといった感じ。
周りにはプーさんが木から落ちてしまった時に刺さったハリエニシダがあり、プーさんの世界を満喫できます。赤ちゃんカンガルーのルーが遊んでいた場所の舞台Roo’s Sandy PitやプーさんがNorth Pole(北極)を‘見つけた’場所Where the North Pole Wasなどがあり、物語を思い出しながらウォーキングが楽しめますよ。
Ashdown Forest (Right), by Richard.Fisher, CC BY
Enchanted Place
ここには作者のA・A・ミルンと挿絵を描いたE・H・シェパードの記念碑があります。
A. A. Milne and E. H. Shepard, by Simon Harriyott, CC BY
アッシュダウンの森の中にありながら森を見下ろせるこの場所こそがクリストファー・ロビンとプーさんが居続ける魔法の丘なんですね。
Winnie The Pooh's Enchanted Place, by tsbl2000, CC BY-ND
くまのプーさんの故郷ハートフィールド。物語を思い出しながら、まさにプーさんの世界をウォーキングできるファンにはたまらない場所ですね。ロンドンから日帰りで行ける距離なので、是非足を伸ばしてみてください。Pooh Cornerで思い出の品を買うこともお忘れなく!
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