更新日:2020年4月13日
イギリスらしさたっぷり!イギリス映画・ドラマのロケ地5選
映画やドラマのロケ地を見たくてイギリスに来る?それとも、イギリスに来たのでついでにロケ地を巡る?どちらの人も必ず満足してしまうくらい、フォトジェニックなイギリスには魅力的なロケ地がたくさん。今回は2016年おすすめのロケ地を5つに絞ってご紹介したいと思います。
レドンホール・マーケット
イギリス映画といえば誰でも思い出すハリーポッターシリーズ。全八作ありロケ地もたくさんありますが、まずはロンドンの中心部、金融街にあるレドンホール・マーケットを訪れてみては。ここはロンドン最古のアーケード付き商店街と言われており、ハリーがハグリットと共に魔法の道具を購入しに行く「ダイアゴン横丁」への入り口として使われたエリアです。
パブ「漏れ鍋」の入り口として使われたお店もあり、今は青い扉の普通の眼鏡屋さんになっています。重厚な雰囲気の美しいマーケットで、中には食料品店やカフェなどありますので、観光の合間に一休みすることもできますよ。
37/365 - Harry Potter Exhibition, by Loimere, CC BY
自然史博物館
こちらもロンドンの中心部サウスケンジントンにある、自然史博物館。日本では今年公開された映画「パディントン」のクライマックスシーンで使われた博物館で、入り口でお出迎えしてくれる全長26メートルの恐竜、ディプロドクスの骨格標本が印象的。
19世紀に建てられた建物は壁面に動物の彫刻などもあり古めかしい雰囲気ですが、内部は最新のテクノロジーを駆使し、大人も子供も見ごたえのあるインタラクティブな展示で長時間いても飽きません。入場料無料で、いつでもふらっと入れるのもおすすめポイント! クリスマス時期には中庭でスケートも楽しめます。
(ただし、イギリス人にも人気の施設で、夏休みなどは恐竜の展示室を中心に長蛇の列ができているので、朝や夕方の入場をおすすめします。)
Paddington "Paddington" at Opening Ceremony of the 28th Tokyo International Film Festival, by Dick Thomas Johnson, CC BY
ドラマ版 シャーロックの自宅
ネディクト・カンバーバッチの人気を不動のものとしたドラマ、「シャーロック」。現代版シャーロックホームズの物語は、ストーリーはもちろん、ロンドンの観光名所が次々に出てきてロンドン好きならその映像だけでも楽しめるほど。そんな中でやはり訪れてみたいのが、シャーロックの自宅として使われた場所。
ホームズの自宅といえば「ベーカーストリート221B」ですが、ここは実際にはシャーロックホームズミュージアムとなっており、今回のドラマの撮影には別の場所が使われました。地下鉄ユーストンスクエアの近くにあるカフェ、Speedy’sです。シャーロックの家はこの階上の設定ですが、カフェでのシーンも数多く登場します。ここはシャーロックファンの聖地ともいえ今でもファンが数多く訪れており、撮影時のキャストの写真やサインが飾られている中でサンドイッチやパスタなどの軽食をいただくことができます。
Sherlock S2, by tnssofres, CC BY
ブレナム宮殿
少し郊外に足を延ばしたい方へのおすすめが、、オックスフォード州にあるチャーチルの生家、ブレナム宮殿。「ハリーポッター」や「シンデレラ」、「0071スペクター」など数々の映画に登場しています。宮殿自体の美しさもさることながら、膨大な数の美術品や手入れされた庭など見どころも多く、世界遺産にも指定されています。
レストランやカフェも充実していますので、お天気が良い日に日帰りででかけるのに最適です!明るいガラス天井のレストランで庭を眺めながらいただくアフタヌーンティーもおすすめ。のどかな田園風景の中にそびえる宮殿、という、誰もが思い描くイギリスの宮殿を堪能することができますよ。
Daniel Craig - Film Premiere "Spectre" 007 - on the Red Carpet in Berlin, by Glyn Lowe Photoworks., CC BY
ハイクレア城
NHKで放送中の人気ドラマ「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」の舞台となっているのがこのハイクレア城。このハイクレア城が全面的にロケ地として使われ、部屋なども現地で撮影されているそうです。現在も実際に貴族が住んでいるこのハイクレア城、ロンドンから電車で一時間ほど北上した場所にあるのですが、期間限定で年間90日程度オープンしており、その入場予約を取るのが至難の業。
P1010524, by GriffinStar7, CC BY-ND
イギリス人だけでなくアメリカ人の観光客が殺到しているようで、週末の予約は予約開始後すぐに埋まってしまいます。実際に中に入ると、ライブラリーやドローイングルーム、長女メアリーの寝室などドラマそのままの世界! また、現在の持ち主カナーヴォン卿の先祖はツタンカーメンの墓を発見した英国人考古学者、ハワード・カーターの支援者だったようで、エジプト関連の展示も充実しています。入場希望の方はホームページで日程をチェックしてみて下さい。
“Downton Abbey” #tv #opinions / SML.20130107.SC.PublicMedia.TV.DowntonAbbey.Opinions, by See-ming Lee 李思明 SML, CC BY
いかがでしたか?
この他にもイギリスには映画やドラマの舞台となった場所が多数ありますが、これらのロケ地はイギリスの歴史や現代を色濃く感じさせる場所が多いような気がします。ぜひお気に入りの映画やドラマを見てから足を運んでみて下さいね。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!