ロンドンのスーパーマーケットでグルメを極める

Waitrose

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イギリスでスーパーマーケットといえば、庶民派のTESCOやASDA、食品から日用品まで何でも揃うSainsbury、プライベートブランド商品を中心に確かな信頼を集めるMarks & Spencerなどがありますが、グルメといえばやはりWaitroseでしょう。王室御用達のこのスーパーは、ロンドンに本拠を構えるデパート、John Lewisの食品部門が独立したもので、イギリス人もクリスマスや誕生日などここぞという時にはこのスーパーで食品を揃えるとか。日常の食材に加え、ワイン、チーズ、おつまみ、有名ベーカリーのパン、お惣菜など、抜群の品揃えに目移りしまうこと必至。お寿司や日本食のお弁当を扱っている店舗もあります。

Whole Foods Market

Whole Foods cup cake display, by Rev Stan, CC BY

アメリカ資本のホールフーズマーケットですが、オーガニック志向のグルメマーケットとしてイギリスでも人気。世界のオーガニックフーズのトレンドが一目で分かります。カフェを併設しているので、その場で食事を済ませることも。店舗名入りエコバックも人気です。ピカデリーサーカスやサウスケンジントンなど、観光客も足を運びやすい都心部中心の店舗展開です。

Waitrose ×　ヘストン・ブルメンタールのコラボ商品

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ヘストン・ブルメンタールというシェフをご存じでしょうか？　分子ガストロノミー、という調理ジャンルを切り開き、液体窒素やヘリウム等を使った斬新な調理法で伝統的な料理を作ることで知られているミシュラン三ツ星シェフです。そのシェフがWaitroseとコラボレートしたラインが、Heston from Waitrose。サンドイッチやお菓子のほか、温めて食べるタイプのパスタやハンバーガーなどもあります。トリュフやソルトビーフ、各種スパイスなど少し珍しい素材を使ったものが多く、チョコレートやポップコーンはお土産にも喜ばれそう。市内各地のWaitroseで手に入ります。

ジェイミー・オリバーとのコラボ商品

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イギリス人シェフといえば、ジェイミー・オリバー。日本でも料理番組が放送されたことがあり、またイギリスの給食を革命的に向上させたことでもよく知られています。スパイスやパスタソースなど、家で調理する前提のものが多いので、お土産にどうぞ。以前はSainsburyと提携していたようで、Sainsburyでの品揃えが豊富ですが、他のスーパーマーケットでも手に入ります。彼のレシピ本もスーパーの書籍コーナーにかなりの確率で並んでいますので、ぜひ一緒に。写真も美しく楽しめますよ。

バター

Comparative butterology – P1020605.JPG, by Lars Plougmann, CC BY-SA

また、滞在中に試して欲しいのが、ヨーロッパ産バター。酪農が盛んで乳製品の消費量も多い当地では、スーパーの棚にもイギリス産はじめヨーロッパ各国のバターが並んでいます。イギリスのコーンウォール産のバター、さっぱりとした味わいの山羊（ゴート）バター、岩塩入りのものなど色々あり目移りしてしまうほど。また、WaitroseやWhole foods marketでは日本では数千円するというフランスのエシレやボルディエ、イズニーバターが数ポンドで手に入ることもあるので、要チェックです。良質なバターは、バターだけでもぱくぱく食べられそうなほどフレッシュでさっぱりした口当たりです。

いかがでしたか？　最近はロンドンでもアパートメントタイプの宿泊施設が増えていますので、スーパーマーケットでお惣菜を調達して一食にすることも簡単になりました。パスタやイギリス料理だけでなく、中華、インド料理など世界各国のお惣菜が手に入りますので、一食だけでなく毎回食べたくなってしまうかもしれませんよ！