無料でこんなに楽しめる!ロンドンの観光スポット
The National Gallery, by Numinosity (Gary J Wood), CC BY-SA

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年4月13日

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無料でこんなに楽しめる!ロンドンの観光スポット

ロンドンには名だたる観光名所が目白押し、せっかく訪れたらどこも訪れてみたくなりますが、入場料が15~20ポンドくらいすることもままあり、全て回りきるにはかなりの予算が必要。しかし、実はロンドンの施設には無料公開されているものも多いので、場所を選べばお金をかけずに十分楽しむこともできるのです! 今回は、そんな無料観光スポットを集めてみました。



1. 大英博物館

ロゼッタストーンやミイラなど、世界各地から集めた貴重な展示物をなんと800万点も有する大英博物館。エジプト関連を中心にいつも観光客でごった返しているイメージですが、その展示の幅広さから地元の方にも人気のある博物館です。

The Great Court in the British Museum

The Great Court in the British Museum, by Andrew Stawarz, CC BY-ND

入場料は無料ですが、屋内がとにかく広いので、5ポンド支払ってセルフオーディオツアーに参加するのも理解が深まりおすすめです。

Rosetta Stone ironic typo, by ▓▒░ TORLEY ░▒▓, CC BY-SA

2. ナショナルギャラリー

ライオンの像が有名な、トラファルガースクエアにそびえるナショナルギャラリー。

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London – The National Gallery, by rudolf_schuba, CC BY

ミケランジェロ、ゴッホ、フェルメール、モネなど、誰もが知る画家の作品をこれでもかと集めた美術館ですが、こちらもなんと無料。入場者は多いものの、館内も広いのでそこまで混雑しているイメージはありません。

The National Gallery - ed, by Gordon Chirgwin, CC BY-ND

3. テート・ブリテン

ナショナルギャラリーのイギリス美術専門の分館として1897年に開館したのがこのテート・ブリテン。

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tate britain: the visitation, by stusmith_uk, CC BY-ND

現在でもターナーやウィリアム・ブレイクなど1500年代以降のイギリス美術を時代順に展示しています。ナショナルギャラリーよりも通りすがりの観光客が少なく、落ち着いた雰囲気。

Tate Britain, by morebyless, CC BY

4. テート・モダン

テート・ブリテンから1900年代以降の現代美術部門が独立してできたのが、このテート・モダン。イギリスに限らず国際的な現代美術を蒐集しており、ピカソ、マティスなど著名な作家から、なかなか他ではお目にかかれない作家の作品まで、テーマごとにうまく展示されています。発電所を改装した建物自体も見どころの一つ。

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London From Tate Modern, by simonsimages, CC BY

また、レストラン「The Kitchen and Bar at Tate Modern」はガラス張りの窓からテムズ川越しにセントポール寺院を望め、ここでのランチを目的にしてもいいほど! 昼も夜もロンドンらしい絶景が楽しめます。

Tate Modern, by Matt From London, CC BY

5. ウォレス・コレクション

ナショナルギャラリーやテートとは異なり規模が小さいものの、貴族で美術蒐集家であったウォレス氏の遺志により無料公開されているウォレス・コレクション。

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Wallace Collection Small Ornamental Cannon, by Simopala, CC BY-ND

上品な絵画や家具、立派な武器のコレクションが、都心にたたずむ瀟洒な邸宅に展示されています。場所もロンドン一の繁華街オックスフォード・ストリートに近く、お買いものの途中でふらっと立ち寄りやすいのも魅力。

Wallace Collection Manchester Square London, by Simopala, CC BY-ND

6. テンプル教会

世界史を習った方なら、「テンプル騎士団」という名前を覚えているでしょうか。中世十字軍の時代に設立された、軍事力を備えた修道会のひとつですが、そのイングランド本部があった場所がこのテンプル教会です。映画「ダヴィンチ・コード」でも取り上げられていました。

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Side of Temple Church, by Ben Sutherland, CC BY

円形の礼拝堂を中心とした教会自体も見ごたえがあるのですが、教会の周りの門で囲まれた町が、ロンドンの中心にありながら未だ中世の雰囲気を残した街も、自分の足で歩いてみる価値あり! もちろん現役の教会ですので、敬意をもって観光してくださいね。

temple church, by stusmith_uk, CC BY-ND

7. スカイガーデン

2015年にオープンした最新無料スポット、スカイガーデン。名前の通り150メートルの高さにあり360度ロンドンの街を見渡せるという、ビル内の空中庭園です。入場は無料なのですが、収容人員が決まっておりホームページで予約が必要。旅行の予定が決まったら忘れずにご予約を! 庭園内にはカフェやレストランもありますよ。

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The Shard, by Sean MacEntee, CC BY

もう一つ、ロンドンで展望台といえば、テムズ川向いにとんがりビルで有名な「ザ・シャード」がありますが、こちらの展望台は有料です。

Sky Garden, London, by VelikaBritanija, CC BY

最後に...

いかがでしたか?
物価の高いロンドン、賢くプランを立てて楽しみたいですね。なお、入場無料のギャラリーや博物館の多くは任意の寄付によって成り立っていますので、展示を見て満足されたら相応の寄付をされてはいかがでしょうか。

筆者:まっぷるトラベルガイド編集部

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!