更新日:2020年4月13日
イギリス土産といえば、真っ先に思い浮かぶのが紅茶かもしれません。しかし、単に紅茶といってもたくさんの種類があるので、どれを買って帰ればよいのか迷うものです。しかもせっかくお土産に買って帰るのに、日本で簡単に、しかも安価で手に入る物はお土産にはしたくありません。ではこれから、専門店でしか購入できない高級な紅茶から、スーパーで手に入る庶民的な紅茶まで、しかも日本では簡単には手に入らない、まさしくイギリスからのお土産にちょうどよい紅茶を5種類紹介します。
Fortnum and Mason
イギリスの高級な紅茶の代名詞ともいえるFortnum and Masonはロンドン中心部、ピカデリーに豪華なお店を構える王室御用達の老舗百貨店です。ポーターさんに入り口のドアを開けてもらい、中に入ると色とりどりのお土産になりそうな紅茶を見つけることができます。中でも癖がなく、香りが良く、ミルクティーにもストレートティーにも合うのが「Royal Blend」という種類の紅茶です。
Whittard
Regent’s StreetやCovent Gardenなどロンドンの数々の観光スポット近辺に何店舗も店を構えるWhittardは、パッケージやデザインもおしゃれで可愛らしいものが多く、お土産には最適な商品が数多く置かれています。しかも値段も比較的手頃です。2for1などのセールも日常的に行なわれていますし、新商品のフレーバードティーなどは購入する前に試飲ができるので、お土産を求めて訪れる人たちにとってはありがたい限りです。
camerabiyori, CC BY-NC-ND
Clipper
TescoやSainsbury’sなどの主要スーパーで最近よくみかけるようになったClipper。ロンドンでは格安紅茶の部類に入りますが、日本で購入すると結構高いので、お土産には最適です。特に種類の豊富なハーブティはパッケージもおしゃれですし、日本では販売されていない種類もあるのでお土産にもらうと喜ばれることでしょう。お勧めは香りの豊かなアップルシナモンフレーバーと、ブラックカラントフレーバーです。
Jeanne Menj, CC BY-ND
PG Tips
このPG Tipsこそがイギリスの庶民派紅茶の代表格です。イギリス中の人たちが昔から飲んでいるこのPG Tips は、なんといってもミルクティーに大変よく合います。スーパーなどではティーバッグ240個入りや320個入りなどが、同じ庶民派紅茶のTetleyと争うようにして売られています。ちなみにピラミッド型のティーバッグを最初に開発したのもPG Tipsで、イギリスではマクドナルドの紅茶にもPG Tipsが使われています。
francois schnell, CC BY
Waitrose
最近、ロンドン中心部にもLittle Waitroseという名前で店舗が増えてきたイギリスの高級スーパーのWaitroseはオリジナルブランドの紅茶も出しています。なかでもコッツウォルズに農場を持っているチャールズ皇太子のオリジナルブランド、Duchy とコラボした紅茶類は安価にもかかわらず高級感いっぱいでお土産にすると喜ばれます。他にもWaitroseの扱っている商品はすべてが良質なので、お土産探しに一度訪れてみてはいかがでしょうか。特に日本人が多く住んでいるエリアにあるFinchley Road店やNorth Finchley店にはお土産になりそうな商品が揃っています。
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