プノンペン 交通ガイド
カンボジアの交通機関は十分とは言えませんが、最近は選択肢が増え便利になりつつあります。...
更新日:2020年4月13日
カンボジアと言えば古代王朝の遺跡が数多く残されていて、発見されてからそんなに経っていないものも多い為に、見つかった時の状態のままで放置されている遺跡も少なくありません。そんな数あるカンボジアの遺跡の中でも「ここは行っておきたい!」という場所をご紹介させていただきます。
カンボジアと言えば真っ先に出てくるような誰もが名前くらいは聞いたことがある場所ではないでしょうか?カンボジア北西部のシェムリアップにあるクメール王朝の最高傑作と言われる寺院建築で、カンボジアを訪れたら必ず見ておきたい遺跡です。もちろん世界遺産に登録されています。
by criticalmas101, CC BY-SA
正面の西塔門が水面に映る姿とともに遠景で眺めるのも素晴らしいですし、時間によって様々な顔を見せてくれますよ。正面の門をくぐると思いのほか奥のほうまで続く大きな遺跡だということがわかるでしょう。
by jerryluo0520, CC BY
by DFarrington87, CC BY
柱や壁には独特のレリーフやアンコール朝特有の文様を見ることが出来ますし、門や建築物にしても細部まで行き届いた装飾には感嘆すること間違いなしだと思います。
by A. Omer Karamollaoglu, CC BY
by A. Omer Karamollaoglu, CC BY
アンコールワットから北に1kmと少し行った所にある標高65mのプノン・バケン山の頂上にある寺院で、山の上と言っても歩いて15分位で登れます。象に乗って登ることもできるので、旅の記念にいかがでしょうか?この寺院は6層で構成されるピラミッド型のヒンドゥー教寺院で、山の上にあるにしてはスケールが大きいと思います。
by Allie_Caulfield, CC BY
中心の階段が結構急で大変かもしれませんが、登った後に360度のパノラマが楽しめますし、ここからアンコールワットを望むことも出来ます。特に夕日を見に訪れる観光客が多く、サンセットの名所として知られています。
by Robert Nyman, CC BY
アンコールワットから40kmも東にありますがアンコール王朝の遺跡群の一つで、崩壊が激しく探索できるエリアが限られます。大きな修復もなく風雨に晒されるままになっているのが却って人気で、木や蔦が絡まっていて幻想的な雰囲気を味わえます。
by Bryn Pinzgauer, CC BY
歩行者用ルート以外は崩壊した遺跡の上を直接歩いたりするので、ほとんど探検です。崩れかけた屋根の上に登ったり、薄暗い建物の中に入ってみたり、回廊を探索していたらあっという間に時間が過ぎてしまうでしょうね。不安な方はツアーガイドをつけると良いかもしれません。
ベンメリアから北東60kmの場所にあるこちらの遺跡は、ベンメリアと同じく発見された時の状態から殆ど手付かずの状態で残されています。初期のアンコール朝が一時的に移された古い王宮跡&寺院で一番の見所はプラサット・トムと呼ばれるピラミッド型の寺院です。
by Bryn Pinzgauer, CC BY
この頂上に登ってあたりを見回すと、見渡す限りジャングルに囲まれている秘境の中にある遺跡という実感が湧くと思います。
by Bryn Pinzgauer, CC BY
ピラミッド寺院だけでなく正面からの遺跡群や列柱回廊、男性象徴の石像であるリンガなど見所がいっぱい!こちらも木や蔦が遺跡に絡みついていて、この遺跡の1000年に渡る歴史を感じることができるかと思います。
リンガ, by Bryn Pinzgauer, CC BY
カンボジアとタイの国境付近にある海抜625mという高さの山の頂上に建っているので“天空寺院”と呼ばれることもあります。クメール王朝のヒンドゥー教寺院で、世界遺産に登録されています。シェムリアップから車で4~5時間かかりますので1日かかるつもりで、時間の余裕を見て訪れましょう。
by William Brehm, CC BY
by William Brehm, CC BY
こちらも細部まで装飾に凝っている門柱や寺院、回廊など好きなように回って見ることができますし、まだそんなに観光地化されておらず、ゆっくりした時間を過ごすことが出来ます。そしてここの見所は何と言っても、山の頂上から下を見た時の絶景。
Preah Vihear (เขาพระวิหาร) ប្រាសាទព្រះវិហារ, Foursquare.com
晴れていればどこまでもジャングルと天空が続く光景。それは写真では伝えることができないほど素晴らしいものなのだと訪れた人達は口にします。
カンボジアの遺跡や総合的な情報の確認は「カンボジア政府観光局サイト」が便利です。
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