> ザルツブルグ観光で行きたい、お勧め観光スポット10選

2016年6月29日

オーストリア

ザルツブルグ観光で行きたい、お勧め観光スポット10選

by Schnuckie

モーツアルトの生誕地として有名なザルツブルク。クラッシック音楽ファンにとっては、いつかは行ってみたい憧れの街! 音楽ファンならずとも、アルプスの山々やザルツァッハ川などの自然が清々しく、中世からの街並みがとってもロマンチック。 しかも、歴史・伝統・文化が豊かで見どころがたくさんあります。 数多くの観光スポットの中から、是非とも訪れたい10選をご案内します。

モーツアルトハウス(モーツアルト生誕の家)

モーツアルトハウス(モーツアルト生誕の家)
by dronepicr, CC BY

1756年1月17日にモーツアルトが生誕し、1791年12月まで住んでいた家です。黄色い色が明るく、モーツアルトの軽やかな音楽が聞こえてきそうな印象です。今日では、ミュージアムとなっており、世界中で最もビジターの多いミュージアムの一つです。モーツアルトは35年の人生を音楽に捧げ、この世を音楽で満たし、この世を去りました。クラシック音楽ファンにとっては巡礼地のような場所でし
ょう。

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by MrSnooks, CC BY-SA

ミュージアムでは、モーツアルトの人生や音楽について詳しく知ることができ、彼と彼の家族を身近に感じることができます。モーツアルトが実際に演奏した楽器や、亡くなる2年前の自画像も見逃せません。

レジデンツ広場(Residenzplatz)

レジデンツ広場
by marco_ask, CC BY-SA

旧市街の中心にある広場です。広場の西側にあるレジデンツ(宮殿)があることから、この名前がついています。広場の真ん中には「アトラス神の噴水」があります。イタリア人彫刻家により1661年に作られた大理石の噴水で、高さ16mもあるバロック様式の傑作とされ、馬の活き活きとした様子が印象的に表現されており圧巻です。

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by ric_k, CC BY-SA

この広場では、新年を迎えるお祝い、クリスマスマーケットなど、多数の代表的なイベントが催されます。

ザルツブルグ・レジデンツとギャラリー

歴代の大司教が居を構え、政治を行ってきた宮殿(レジデンツ)は、建物の大部分が、1596~1619年に建設され、大理石の通路と正面部分は1701年に追加されました。アレクサンドロス大王が描かれた天井画を初め、様々な様式の装飾が見事です。

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by MrSnooks, CC BY-SA

1600年代のフレミッシュのタペストリーやパリの家具のある「聴衆の間」(Audienzsaal)、漆喰の装飾が見事な「白の間」(Weisse Saal)、18世紀のシルクのカーペットが敷かれた「ファンクションルーム」(Gesellschaftszimmer)、ハプスブルク家の皇帝と王達の肖像画のある「皇帝の間」(Kaisersaal)などが見どころです。
また、ギャラリーは、レンブラントやルーベンスを含む16~19世紀のヨーロッパを代表する画家たちの作品を見ることができます。

歴史地区

歴史地区
by kevinpoh, CC BY

ザルツァッハ川の左岸エリアは、世界遺産にも登録されている必見のエリアです。ザルツブルクは、その名が示すように古くから塩の交易で栄えました。中世時代には、塩は「白い金」とも称されるほど価値の高いものでした。さらに、9世紀からは司教座の置かれる重要な宗教都市としても繁栄し、多数の歴史的な建造物が今も残り、「北のローマ」「北のフローレンス」とも呼ばれます。

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by Dimitry B, CC BY

ザルツブルク大聖堂、ホーエンザルツブルク城、聖ペーター僧院教会、レジデンツ、モーツアルトの生家などもこのエリアにあります。

中世からの小路

中世からの小路
by Trishhhh, CC BY

旧市街には、中世の趣を存分に残すいくつもの小路があります。最も代表的なゲトライデ通りは、15~18世紀の商家が並ぶ歩行者専用地区で、多くのツーリストが散策を楽しむエリアです。 

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by kruuscht, CC BY-SA

鉄製の商標や看板が歴史を感じさせ、また、通りを魅力的に飾っています。カフェ、ギャラリー、ブティックも多数あり、ザルツブルクを訪れた喜びに浸れます。
その他にも、かつてはユダヤ人のゲットーだったユーゲント通り、ゴルト通り、ブロート通り、河畔通りなど、入り組んだ中世の都市構造が残されており、それぞれに、ロマネスク様式、バロック様式、ルネッサンス様式などの建築物が見られ興味深いです。

ザルツブルク大聖堂

8世紀からの長い歴史をもつザルツブルグ大聖堂ですが、現在の大聖堂は、1628年にイタリアの建築家サンティーノ・ソラーリオの設計によるものです。2つの大理石の塔を持つ美しい大聖堂は、素晴らしい装飾が施されたバロック様式の傑作です。
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by Keith Laverack, CC BY-ND

1万人を収容できる大聖堂には、ヨーロッパ最大級のパイプオルガンも備えられています。

祝祭大劇場、モーツアルトのための劇場

ザルツブルク音楽祭の会場にもなる劇場で、この2つの劇場は隣り合わせに建設されています。モーツアルトのための劇場は、元は大司教の厩舎だった建物が1928年に改築されたもので、2006年のモーツアルト生誕250年を記念して、祝祭小劇場から「モーツアルトのための劇場」と改名されました。 多くのモーツアルトの作品が公演されています。
祝祭大劇場のステージは1960年に完成した劇場で、世界最大級のステージを持ち、コンサートにもオペラにも適する素晴らしい劇場として、国際的にも高い評判を得ています。
ザルツブルクが生んだ有名な指揮者カラヤンは、度々、ここで指揮をとりました。 彼の偉業を讃えて隣接する広場は、カラヤン広場と命名されています。

Salzburg, Foursquare.com

ザルツブルクでは、1年を通じて、クラッシックのみならず、様々な分野の音楽コンサートが開かれています。 音楽の都・ザルツブルクでのコンサート体験は、忘れられない思い出になること間違いありません!

ホーエンザルツブルグ城

ホーエンザルツブルグ城
by pixel0908, CC BY-ND

アルプスの山並みを背景に、小高い丘の上に立つホーエンザルツブルク城は、ザルツブルクのシンボルとも言えます。11世紀に造られ、16世紀初めに拡張され、一度も敵に占領されたことがない稀有な城塞です。

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by edwin.11, CC BY

一番高い所は、標高508mの位置にありますが、町からは1892年に開通したケーブルカーを利用できます。城からは、ザルツブルグ市街を一望できます。

ミラベル城と庭園

ミラベル城と庭園
by roger4336, CC BY-SA

映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場したミラベル城は、なんと大司教が愛人のために建築したものです。 現在、見られる建物は、1727年に改築完成したものです。 庭からは、ザルツァッハ川を挟んでホーエンザルツブルク城と大聖堂の美しい姿が望める絶好の記念撮影スポットです。 

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by roger4336, CC BY-SA

印象的な庭園には、ギリシャ神話をモチーフにした多数の石像や噴水、色彩鮮やかな花々が、訪れる人々を魅了します。
モーツアルトも演奏したことがある宮殿の2階の「大理石の間」では、今も、毎日のようにコンサートが開かれています。

聖ぺーター修道院教会

聖ペーター修道院は、696年に創立されたドイツ語圏内で最古の修道院です。修道院の教会は、ザルツブルク最古で、最も魅力的な教会の一つです。1143年に完成し、1625年に改築、1757~1787年にかけてロココ様式の装飾がなされました。

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by archer10 (Dennis) (77M Views), CC BY-SA

聖ペーターの生涯を表すフレスコ画が天井に描かれており、教会内は優雅で、厳かな雰囲気に包まれています。
教会敷地内には、山肌をくりぬいた造られた納骨堂や、岩窟の礼拝堂、1673年完成の噴水、偉大な作曲家ハイドンの弟の記念碑、また、17世紀からのたいへん印象的な埋葬地(墓地)があります。

ザルツブルグは、人口わずか15万人の小さな町ながら、世界中の人々を魅了し、いつか行ってみたいと町にも度々挙げられます。 そして、旅を計画している時から、存分に楽しみを与えてくれるような素敵な町です。 夏の音楽祭シーズン以外はとりわけ多くの観光客が訪れますが、1年を通してそれぞれの季節を楽しめる町です。

筆者 : Schnuckie

シュヌーキー。ヨーロッパ生活が長い40代後半の女性。現在はノルウェーのオスロ在住。ドイツを訪れる機会が多く、イギリスにも5年余滞在。これまで旅した国は、アジア、ヨーロッパを中心に25ヶ国。