ゴールデンウィークに台湾に行くなら!知っておきたい台湾の魅力や予算相場、イベントまとめ
東京から飛行機を使って約4時間で行ける台湾は、海外の旅行先として人気の国です。台湾の歴史や文化に触れる旅、台湾グルメを楽しむ旅など、さまざまな旅の楽しみ方ができるでしょう。ゴールデンウィークの連休を利...
更新日:2020年4月13日
南国・台湾は温暖な気候だが、鍋は一年を通して人気者。一度食べたらやみつきになる、辛〜い真っ赤なスープと、マイルドな白色のスープを一緒に楽しめるのが魅力的!
Q,火鍋って何?
A,火鍋とは辛い鍋だけでなく、広く鍋料理のことを指す。台湾では四川系の麻辣鍋(紅湯)と中国北方系の酸菜白肉鍋(白湯)が人気。ほかにも薬膳系や海鮮系、豚骨などさまざまな種類がある。中央で仕切られた鍋で2種類のスープが楽しめる「鴛鴦鍋」というスタイルで提供する店も多い。
Q,オーダー方式は?
A,
❶ビュッフェ式(食べ放題)
自分で具材を取りに行くスタイル。値段を気にせず好きなものを好きなだけ食べられる。
❷注文制
鍋底の料金のほか、それぞれの具材に料金がかかる。多少の具材は鍋底に含まれている場合も。
❸セット方式
鍋底と具材がセットになった料金。追加で具材を注文する場合は、別料金となる。
Q,オーダーの仕方は?
A,
❶鍋底(スープ)を選ぶ
❷具材を選ぶ
❸タレを選ぶ
❹食べる
❶鍋底(スープ)を選ぶ
鴛鴦鍋の場合、紅湯と白湯の組み合わせが主流。前者は猪(鴨)血、後者は白菜が初めから入っているのが普通で、おかわりも自由。辛さも調整できる場合が多い。
❷具材を選ぶ
肉や野菜、海鮮など、別料金の具材を注文。牛は紅湯、豚は白湯など相性のいい組み合わせがあるので、店員に聞いてみるのもいい。
❸タレを選ぶ
そのままでも食べられるが、タレをつけるとなおおいしい。ねぎや酢、醤油などを自分で配合する店が多い。
❹食べる
熱くなったスープに具材を投入。肉や葉ものは火を通す程度でOKだ。スープは紅湯と白湯を混ぜるのもおいしいので、試してみて!
4種類の鍋を用意しているが、おすすめは白身魚が入った巴蜀冷鍋魚を紅と白のハーフ&ハーフで。交互に食べることでどんどん箸がすすむ。鍋以外の四川料理も種類豊富で、本格的な味わいだ。
白と黒が基調の、モダンでスタイリッシュな店内
巴蜀冷鍋魚 パーシュウロンクオユィー (3〜4人前) 620元
最初から具材がしっかり入っているので、少人数の場合は追加の具材注文は慎重に。
紅湯:山椒が効いていて舌がビリビリしびれる。辛さが選べるが初心者は最もやさしい辛さが無難。
白湯:豚骨ベースのまろやかでコクのある味わい。くこの実なども入っていて栄養満点!
ダシはこれ!
醤油ベースのピリ辛ダレが1種類のみ。白湯の具材につけてみよう!
霜降牛肉
食べごたえしっかりの霜降り牛肉は紅湯でどうぞ。360元
松阪猪肉
白湯に合う薄切りの豚肉350元。普通の猪肉250元もある
綜合菜盤
野菜の盛り合わせはボリュームたっぷりの必需品! 320元
綜合海鮮
魚介の盛り合わせ。スープにだしが出てより深い味わいに。480元
中国東北部の料理がそろいそれぞれにうまいが、ほとんどの客の目当ては酸菜白肉火鍋。茹でる、蒸すと下調理された肉はバラなのに脂っぽくなく、スープの決め手、白菜漬の酸味と好相性。冬の間は予約が必要。
店の清掃のため、毎年8月は休業
酸菜白肉火鍋 スワンツァイパイロウフオクオ(2人前)880元
薬味コーナーの豆腐乳や紅槽、にらの花、にんにく、芝麻醤などを好みで混ぜ、具材をつけて食す。基本的な割合は壁に記載されているが、店員に作ってもらうこともできる。
白湯:鶏のだしに自家製の白菜漬けとカニ、しいたけやかつお節などの乾物を加えたスープ。スープの追加は無料だが、酸菜の追加は有料
葱油餅 ツォンユーピン 50元
一度焼いた宜蘭産のねぎ、胡椒、花椒入り
蒸餃 ツェンチャオ 80元(8個)
にら、卵、春雨を包んだ蒸し餃子
植物性材料のみで作る鍋が楽しめる。スープはココナツ風味のかぼちゃ、漢方入りの薬膳、山椒の効いた激辛など、植物性の食材のみでもバラエティに富んだ品ぞろえ。具材も肉や魚に見えるが、すべて植物で作られている。
【関連リンク】
ビュッフェラインには鍋の具材のほか、炒め物やご飯もの、デザートも並ぶ。もちろんすべて植物性の食品だ
若荷自助火鍋 ルオフーツーツウク (1人あたり) 450元
鍋はビュッフェ形式。サービス料10%が加算される。
スープは常時6種類あり、3種類までチョイス可能。
具材は30種類以上あり、ビュッフェスタイルで好きなだけ選べる。
台中に本店がある超人気店。スープは紅湯と白湯の2種類のみで、ほとんどの人が両方食べられる鴛鴦鍋を注文する。レトロモダンなインテリアや、質の高いスタッフのサービスも評判がいい。
つねに混み合っているので、できれば予約したい
鴛鴦鍋 ユエンヤンクオ 120元×人数+150元+サービス料10%
紅湯と白湯それぞれに最初から数種の具材が入っている。おかわり自由なのは鴨血と酸菜のみ。
紅湯:多数の漢方や野菜、果物をブレンドしたスープはマイルドな辛さで、コクのある味わい。
白湯:酸っぱい白菜(酸菜)が入ったスープには豚バラ肉がぴったり。ヘルシーなのもうれしい。
紅湯用の醤油ベースのタレ。
唐辛子などが効いていてパンチを加えてくれる
白湯用の豆乳ベースのタレ。
酸っぱい鍋をまろやかに仕上げてくれる
蜂巣牛肚
牛の2番目の胃袋であるハチノス。独特の歯ごたえがいい。360元
大腸頭
モツは紅湯で食べるのがおすすめ。噛むほどにうまみが出る。288元
綜合丸
数種類の味が楽しめる、手作りのつみれがセットに。238元。
来台の際、日本や香港などの芸能人たちが訪れるという火鍋の人気店。辛くない豚骨スープもあるが、この店でトライすべきは激辛の麻辣鍋。濃厚な味わいでクセになると評判だ。
しゃれたインテリアも人気の理由
鴛鴦鍋 ユエンヤンクオ (2人前) 490元〜
たっぷりの刻んだ蒜花(にんにくの芽)に麻辣スープを加え、これをつけダレにするのがおすすめの食べ方。初めから付いてくる食材のほかは食べたいものを別料金で注文するオーダー式。
紅湯:激辛の麻辣鍋。初めから豆腐と鴨血が付いてくる。
白湯:まろやかな豚骨スープ。紅湯と混ぜて辛さ調整にも◎
60種類の植物と香辛料を煮込んで作った健康スープは、うまみがたっぷりで、タレも必要ない。普通の回味と辛い天香の2種類が一度に楽しめる天香回味鍋底が人気。具材には珍しい有機野菜や特製のつみれなども用意。日本にも支店がある。2時間制限あり。
【関連リンク】
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天香回味鍋底 ティエンシャンフエイウェイクオティー (2人前) 2000元程度
スープは普通と辛口、素食の3種。体に良い成分がたっぷり入って美容にも効果的。具材は別料金。
天香:多種の天然植物と、辛みのある植物を煮込んで作るスープ。
回味:植物を煮立てて作るスープ。白色で、さっぱりした味わい。
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