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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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タイの首都バンコクで楽しめるパワスポ寺院、エンタメ、マーケット

歴代の王ゆかりの壮麗な3大寺院をはじめ、市街にはたくさんのパワースポットが点在。伝統のタイ舞踊や活気あるマーケットなど、人々の文化や生活が息づく街をめぐろう。

新旧の魅力あふれる熱気と微笑みに満ちた街

タイ文化の魅力にどっぷり!

バンコクでの観光といえば、まず思い浮かべるのがワット・プラケーオをはじめとする3大寺院めぐりだろう。荘厳な雰囲気が漂う美しい姿に、目も心も奪われる。夜は伝統舞踊やニューハーフショーなどタイならではのお楽しみが充実。強烈なインパクトと余韻を残してくれること間違いなしだ。ほかにも世界中から旅人が集まる通り、ファッションのトレンド発信地など、エリアによってさまざまな表情をもつ。

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バンコクを楽しむ

多彩な魅力をもつ大都市を心ゆくまで楽しむために

タイ人のあつい信仰を集める寺院のことも、さまざまな表情を見せる街や通りのことも、少し知識があるだけで楽しみ方はグッと広がる。もっとディープで新しいバンコクの魅力を探すために、寺院や街の特徴を事前にしっかりつかんでおきたい。

 

街を楽しむエッセンス

行きたいところがいっぱい!バンコク観光の必訪スポットはこちら

有名な寺院やタイ舞踊などのエンターテインメントははずせない! ほかにも街なかに、川沿いに、面白い発見や出会いはあふれている。マストでおさえたい5つのキーワードをご紹介。

タイ寺院の世界観に心酔!

チャオプラヤー川沿いのエリアを中心に各所に点在するタイ寺院。独特の色使いが美しい寺院建築や穏やかな表情の仏像に癒される。

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↑ たっぷり時間をとって見学したい

タイ文化を知る3大エンタメ

優雅にディナーが楽しめるタイ舞踊や華麗なるニューハーフショー、迫力満点のムエタイが人気。

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↑ 華やかなタイ舞踊にうっとり見とれる

活気あるマーケットを散策

あらゆるものが玉石混淆に集まる市場は、熱気に満ちてアジアのムード全開。新スポットとしておしゃれなマーケットも誕生している。

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↑川沿いの人気ナイト・マーケット

路地裏まで楽しい街歩き

キラキラと輝く太陽の下、街を歩いてみよう。最新スポットから屋台が並ぶ裏通りまで、バンコクのさまざまな表情に出会える。

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↑エリアで雰囲気や特徴が異なる

のんびり気ままに水上散歩

バンコクの街を流れる雄大なチャオプラヤー川。景色を楽しみながら、旅情あふれる爽やかな船旅を楽しみたい。

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↑観光の足としても使える便利な船

タイ仏教&タイ寺院をもっと知りたい!

タイに深く根付く仏教。寺院を訪れる前に簡単に学んでおけば、見学がより有意義に。

タイ仏教寺院の建物

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↑ウィハーン (仏堂) (Wihan)

本尊以外の仏像を安置する建物で、複数のウィハーンを持つ寺院もある。聖石がないこと以外はウボーソットと外見は類似している。

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↑ホー・ラカン (鐘楼) (Ho Rakan)

僧侶たちの生活を律する小さな鐘がある。多くの寺院にたいてい1基建っている。

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↑サーラー (集会所) (Sala)

寺院を訪れた人々の休憩所や礼拝所、また寺子屋授業などで使われる。壁のないあずまや造りになっていることが多い。

 

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↑ホー・トライ (経蔵) (Ho Trai)

重要な経典が納められている。虫や悪天候から経典を守るため、高い土台の上や池の中に建造されている。

 

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↑ウボーソット (本堂) (Ubosoth)

大切な本尊が安置され、重要な宗教儀式が行なわれる。細工が施された8個の聖石によって俗界との境界が定められている。

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↑チェディ (仏塔) (Chedi)

釈迦の遺骨や遺物、重要な人物の遺骨が納められている。段差のある構造は仏教思想を体現化している。

タイ仏教は上座部仏教

タイは国民の95%が上座部仏教を信仰する敬虔な仏教徒の国。日本で一般的な大乗仏教は衆生を救うことが命題であるのに対し、上座部仏教(小乗仏教)は、出家して修行を積み、悟りに至った者だけが輪廻から解き放たれ、救われるという教え。大衆ではなく個人に重きを置いた宗派だが、輪廻の輪からは抜けられないまでも、功徳を積めば来世でいい生活ができるという教えがある。出家していない者や出家できない者は、寄進や布施をすることで功徳を積み、それによって出家者は生活の不安なく修行に励めるという共生関係が成り立つ。

寺院参拝で気をつけたい習慣とマナー

●女性は僧侶に触れてはいけない
●左手、足の裏は不浄。とくに足の裏は人に向けてはいけない
●本堂や仏堂に入る際は靴を脱ぐ
●仏像を見下ろさない
●撮影禁止の場所ではカメラをしまう
●ノースリーブや半ズボン、ミニスカートなど露出の多い服はNG
●寺院内で騒いだり、失礼な態度をとったりしない

タイ仏教美術史

王朝ごとに変化を遂げた仏像のスタイル

アユタヤー様式

14〜18世紀のアユタヤー王朝期の美術。15世紀半ばからはスコータイ風の青銅製の仏像やクメール様式の石像が多く作られ、後半は装飾性の高い仏像が生み出された。

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バンコク様式

18世紀以降のチャクリー王朝時代の美術様式。装飾性が増し、華美な仏像、建物や宝飾には象嵌細工、黒漆に金泥などが施された。

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ドヴァーラヴァティ様式

タイ中部で6〜11世紀に繁栄。仏像の顔は平たく、つながった眉、獅子鼻、厚い唇は王国を築いたモン族の特徴と一致。

ロッブリー様式

10〜13世紀に中部ロッブリー地方や東部・東北部で生まれた。とうもろこし形の堂塔など、カンボジアのクメール美術と共通の特徴をもつ。

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スコータイ様式

13〜15世紀にスコータイ王朝ではぐくまれ、タイ仏教文化の源となる。仏像は切れ長の目で穏やかに微笑み、体躯はしなやかな曲線を描く。頭上には火焰形の飾りが見られる。

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タイ仏教美術についてより詳しく知りたいときはコチラ

国立博物館 (National Museum)

【各時代の仏教美術品がずらり】

ラーマ1世時代の副王の宮殿を改装し、1874年に開館。タイ全土の先史時代から近代までの展示品1000点以上が並ぶ。とくに仏教美術の展示が充実。王宮周辺

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↑貴重な展示品をじっくり見てまわろう

国立博物館

現地名:
National Museum
住所:
4 Na Phra That Rd.
地図を見る »
アクセス:
王宮から徒歩10分
TEL:
02-224-1333
営業時間:
9:00~16:00(受付は~15:30、日本語ツアーは水・木曜9:30~)
定休日:
月・火曜 

お得で便利! 人気のオプショナルツアー

市街も郊外も、見どころを気軽にめぐれるのが魅力。上手に旅行スケジュールに組み込んで楽しみたい。

● 日本人スタッフがいる現地ツアー会社 ●

①エイチ・アイ・エス・スクチャイトラベルラウンジ (H.I.S. Sukjai Travel Lounge)

H.I.S.のバンコク支店。象乗り体験も楽しめる「象シャトルバス」などのツアーに加え、人気スパのトリートメントを通常より格安で楽しめるクーポンも。 アソーク駅周辺

②ウェンディーツアー (Wendy Tour)

バンコクの名所をめぐるツアーが豊富にそろう。午前・午後・1日のコースがあり、旅程に合わせて柔軟に選べる。ツアーオフィスには日本人スタッフが常駐。

● ツアー例はこちら! ●

バンコク寺院めぐり

タイ仏教建築の粋を集めたワット・プラケーオ、金色の涅槃仏で有名なワット・ポー、高さ75mの仏塔がそびえるワット・アルンなどバンコク観光の定番コースを半日でめぐる。1日かけてじっくりめぐる昼食付のツアーも。

Wat phra that hariphunchai pagoda temple important religious traveling destination in lumphun province northern of thailand
by fotolia - © teerapon1979

水上マーケット

バンコクを代表する水上マーケット、ダムヌン・サドゥアクへ行くなら、早朝出発のツアーが便利。小舟に乗り市場の賑わいが楽しめる。週末の午後〜夕方ならアムパワーなどへのプランがある。

BANGKOK,THAILAND – JANUARY 30 : Damonen saduak floating market
by fotolia - © lzf

アユタヤー

菩提樹の木に囲まれた仏頭が残るワット・マハータートなどの遺跡を訪れ、約400年続いた王朝の栄華に思いを馳せたい。チャオプラヤー川クルーズで行くツアーや遺跡のライトアップが楽しめる夜のツアーなど、プランは豊富。

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ディナークルージング

クルーズ船でディナーを食べながら夜のチャオプラヤー川をクルージング。川沿いには、ワット・アルンなどのライトアップされた寺院が浮かび上がり幻想的な風景を楽しめる。ディナーの内容や船の種類は予算に合わせて選べる。

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観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるタイ・バンコク’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年2〜3月の取材・調査に基づくものです。諸事情により、料金・価格など、掲載情報が変更になる場合もありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
その他:
●料金、価格の単位は「B(バーツ)」で表示しています。2017年4月現在、1B(バーツ)=約3円です。 ●休業日は、祝祭日や年末年始、臨時休業を除いた定休日のみを表示しています。 ●原則、地名や掲載施設名などはアルファベットで表示しています。地名などのカナ表記については、日本語では表現しきれない微妙な発音もありますので、編集部の判断で統一しています。ブランド名、ホテル名など日本で通用しているものは、その表記に従っています。 ●クレジットカードの利用には、手数料がかかる場合があります。 ※前国王ラーマ9世の崩御を受け、2017年10月まで喪服期間となります。期間中は見学できない施設もあります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。