2017年9月2日

イタリア

イタリア料理カタログ&レストラン利用ガイド

by Fish & Tips

spaghetti
by fotolia - ©nancy10

【料理の選び方】
フルでコースを食べると次のような流れになるが、かなりの量になる。すべてのカテゴリーから選ぶ必要はなく、空腹の度合いに応じて、前菜+メイン、前菜+パスタ、メイン+ドルチェといった組み合わせでもかまわない。ただしなにかしら2皿はオーダーするのが礼儀と心得よう。

【コース料理の順番】
アペリティーヴォ (食前酒)… カンパリ/スプマンテ/ビール
アンティパスト (前菜)… 魚介類/サラダ/野菜料理
プリモ・ピアット (第一の皿)… パスタ/リゾット/スープ
セコンド・ピアット (第二の皿(メイン))… 肉料理/魚料理
コントルノ (副菜)… 野菜サラダ/温野菜
ドルチェ (デザート)… ティラミス/パンナコッタなど
コーヒー… またはエスプレッソ
ディジェスティーヴォ (食後酒)… グラッパ/リモンチェッロなど


*このページの料理はどの都市でも食べられることが多いが、発祥の地であったり、ほかよりもよく食べられている地域がある場合は該当するイタリアの地域のマークを付けています。

【北部】ミラノ、ヴェネツィア、トリノなど
【中部】ローマ、フィレンツェなど
【南部】ナポリ、シチリアなど

前菜 アンティパスト Antipasto

「食事の前の」という意味で、温製と冷製がある。作り置きの料理が多く、次のお皿が出るまでのつなぎの意味も。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アフェッタート・ミスト (Affettato misto)
多種類のハムの薄切りの盛り合わせ。プロシュート、クアテッロ(豚の臀部の肉)、サラミなど。

54401

カプレーゼ (Caprese)
スライスしたトマトと、水牛乳で作られたモッツァレッラチーズ、バジリコを使い、オリーブオイルと塩で味付けしたサラダ。

54532

カルパッチョ (Carpaccio)
生の牛ヒレ肉の薄切りにオリーブオイルなどで味付けしたものだが、シチリアをはじめまぐろなどの魚を用いる地域もある。

%3CatariName%3E10-7.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ (Carciofi alla Romana)
アーティチョークのローマ風。葉の間に詰め物をしてオイルで茹でる。揚げた料理はユダヤ風。【中部】

54306

クロスティーニ (Crostini)
小さくカットしてトーストしたパンに、オリーブオイル、チーズ、アンチョビ、レバーペースト、野菜などの具をのせる。

54370

フリット・ディ・フィオール・ディ・ズッカ (Fritto di fior di zucca)
フィオール・ディ・ズッカ(=ズッキーニの花)の天ぷら。花の中にチーズとアンチョビを詰め、揚げる。

54435

バーニャカウダ (Bagnacauda)
アンチョビ、にんにく、オリーブオイルを混ぜ合わせたディップソースを温め、セロリ、トマトといった野菜を浸して食べる料理。

54499

インサラータ・ミスタ・デル・マーレ (Insalata mista del mare)
海鮮サラダ。エビ、ムール貝、タコやイカのぶつ切りなどの海産物を盛り合わせてレモンを搾る。

第一の皿 プリモ・ピアット Primo Piatto

メインの前のひと皿には、パスタやリゾット、具だくさんのスープなど、おもに炭水化物の料理が並ぶ。バリエーション豊かなパスタとソースの組み合わせも楽しみたい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

パスタ・アッラ・ボロニェーゼ (Pasta alla Bolognese)
牛ひき肉を野菜、トマトで煮込んだミートソース。手打ちパスタを合わせたり、ラザーニャにも。

4399840305_5b93a4c68b_z
Linguine Genovese, by naotakem, CC BY

リングイネ・アッラ・ジェノヴェーゼ (Linguine alla Genovese)
バジルペーストに松の実、チーズ、オリーブオイルを加えたソースを、パスタにからめる。

%3CatariName%3EP94-D.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

リゾット・アッラ・ミラネーゼ (Risotto alla Milanese)
ミラノ風リゾット。コンソメ・牛肉だしで米を煮込み、サフランで色付け。バターとチーズで仕上げる。【北部】

%3CatariName%3EP74-E.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

ズッパ・ディ・ファッロ (Zuppa di farro)
古代小麦と豆を使ったやさしい味の伝統スープ。栄養価も高く、食物繊維も豊富な家庭料理。

54600-1

リガトーニ・アッラマトリチャーナ (Rigatoni all’Amatriciana)
トマトソースにグアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)またはパンチェッタ、玉ねぎを加える。【中部】

54698

スパゲッティ・アッラーリオ・オーリオ (Spaghetti all’aglio olio)
味付けはにんにくとオリーブオイルのみでシンプル。日本ではペペロンチーノと呼ぶ。

Spaghetti pescatore
by fotolia - ©jedi-master

タリオリーニ・アッラ・ペスカトーラ (Tagliolini alla pescatora)
魚介のタリオリーニ。エビ、イカ、ムール貝などがたっぷり入る。だしが利いたソースが美味。

%3CatariName%3EP074-B.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

リボッリータ (Ribollita)
白いんげんと黒キャベツなどの野菜、パンを一緒に煮込んだ素朴な料理。スープというより具だくさんのシチュー。【中部】

%3CatariName%3EP50-A.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

リガトーニ・アッラ・カルボナーラ (Rigatoni alla carbonara)
本来は生クリームを使用せず、グアンチャーレまたはパンチェッタに卵黄とチーズ、黒胡椒を加える。【中部】

54761

パスタ・アル・ネーロ・ディ・セッピア (Pasta al nero di seppia)
イカ墨パスタ。唐辛子を効かせたり、刻んだイカを入れたりする。ヴェネト州はイカ墨料理が伝統。【北部】

%3CatariName%3EP074C.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

パッパ・アル・ポモドーロ (Pappa al pomodoro)
トスカーナパンをトマトで煮込み、オリーブオイルを加えたパン粥。冷めてもおいしい家庭料理。【中部】

第二の皿(メイン)セコンド・ピアット Secondo Piatto

コースのメインディッシュのこと。魚料理(ペッシェ Pesce)、または肉料理(カルネ Carne)のどちらかからひと皿を選ぶ。肉料理のなかには、うずら、ウサギといった珍しい素材のものもある。

%3CatariName%3EP074-A.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ (Bistecca alla Fiorentina)
フィレンツェ風の牛のTボーンステーキ。骨付のキアナ牛を炭火で焼く。味付けは塩と胡椒のみ。【中部】

55025

コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ (Cotoletta alla Milanese)
ミラノ風仔牛のカツレツ。仔牛の肉をたたいて薄くのばし、パン粉を付けて、フライパンで揚げる。【北部】

55119

スカンピ・アッラ・ブザーラ (Scampi alla busara)
やわらかく甘みのある、高級食材のスカンピ(手長エビ)をトマトソースで和えたもの。

55216

フェガト・アッラ・ヴェネツィアーナ (Fegato alla Veneziana)
玉ねぎと一緒にじっくりと炒めた仔牛のレバーはヴェネツィアの伝統料理。ポレンタ添えが定番だ。【北部】

55314

コーダ・アッラ・ヴァチナーラ (Coda alla vaccinara)
牛テールのぶつ切りをワインとトマトで煮込んだ料理。やわらかさが特徴のローマ名物。【中部】

%3CatariName%3EP51-B.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

アバッキオ・スコッタディート (Abbacchio scottadito)
乳飲み仔羊をローストした肉のうまみが詰まった一品。指がやけどするほどのアツアツを食べる。【中部】

54993

オッソブーコ (Ossobuco)
仔牛の骨付すね肉を輪切りにして、トマトやワインなどと煮込んだもの。リゾットと一緒に出されることが多い。ミラノの郷土料理。【北部】

14180608114_f530980a87_z
Main Course, by Smabs Sputzer, CC BY

ズッパ・ディ・ペッシェ (Zuppa di pesce)
ナポリの漁師料理で、魚介類のスープ。魚、甲殻類、貝類を鍋に入れてトマトと白ワインで煮る。【南部】

italian food: moeche with polenta
by fotolia - ©genoapixel

モレケ (Moleche)
脱皮したてのやわらかいカニをまるごと揚げたもの。揚げたてを殻ごと食す。1〜5月、9〜11月が旬。ヴェネツィアの代表的料理。【北部】

55279

タリアータ・ディ・マンゾ (Tagliata di manzo)
ミディアムレアに焼いた牛肉を薄くスライスし、バルサミコ酢などのソースでシンプルにいただく。

54205

サルティンボッカ (Saltimbocca)
薄切りした仔牛肉に、セージの葉と生ハムをのせてソテーして、最後に白ワインで風味づけしたもの。ローマの郷土料理のひとつ。【中部】

54958

アックア・パッツァ (Acqua pazza)
「水で薄めたワイン」を意味するカンパーニア州の料理。白身魚や貝類をトマトやオリーブとともに、白ワインと水で煮込んだスープ。【南部】

55056

トリッパ (Trippa)
トリッパ(牛の第2胃袋)をトマトと煮込んだ料理。セロリなどを入れるので臭みがとれて食べやすく、独特の食感がある。【中部】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

フリット・ミスト・ディ・マーレ (Fritto misto di mare)
魚介類の揚げ物盛り合わせ。フリットが揚げ物、ミストが盛り合わせという意味。

164302794_0785589b49_z
Involtini di cavallo, by loloieg, CC BY-ND

インヴォルティーニ (Involtini)
「巻く」という意味の料理で、素材をロール状にして煮たり焼いたりする。肉類から魚類、野菜など巻くものはさまざまな組み合わせ。

副菜 コントルノ (Contorno)

サラダや温野菜などの付け合わせ。野菜をとるならこちらを注文することが多い。

bunches of white asparagus from Bassano del Grappa , Italy
by fotolia - ©Luca Lorenzelli

アスパラジ・ビアンキ (Asparagi bianchi)
ホワイトアスパラガス。4〜5月にしか食べられない希少な野菜。リゾットに使うこともある。

fagioli bianchi bolliti in vaso di ceramica sfondo tavolo legno rustico
by fotolia - ©denio109

ファジョーリ (Fagioli)
茹でた白いんげん豆は付け合わせの定番。トマトソースと煮込んだウチェレット風など、煮込み料理に使用されることも。

54043

プンタレッラ (Puntarella)
ローマ独特の冬野菜でシャキシャキとした食感が特徴。。オリーブオイル、アンチョビと一緒に和え、生のまま食べるのが一般的。【中部】

デザート ドルチェ(Dolce)

食事の締めはエスプレッソとともに甘いもので糖分を補給する。

54110

ババ (Baba)
フランスから伝わったといわれるナポリの伝統菓子。しみ込ませたラム酒の香りが魅力的なきのこ形の素朴なケーキ。【南部】

54174

ミッレフォリエ (Millefoglie)
パイ生地の間にクリームを挟んで何層にも重ね、粉砂糖をまぶしたフランス生まれのお菓子。日本ではミルフィーユと呼ぶ。

53876

ティラミス (Tiramisu)
チーズケーキの一種で、エスプレッソがしみ込んだビスコッティと卵黄とマスカルポーネチーズを混ぜたクリームが層になっている。

53945

パンナコッタ (Pannacotta)
生クリームと牛乳などをゼラチンで固めたデザートでふるふるとした食感が特徴。チョコレートや果実のソースで楽しむ。

54011

マチェドニア (Macedonia)
小さくカットしたフルーツを、白ワインや紅茶入りシロップに漬け込んだイタリア風のフルーツポンチ。見た目にもカラフル。

54077

カンノーロ (Cannolo)
生地を筒状にして揚げ、リコッタチーズにチョコチップを混ぜたクリームを詰めたシチリア生まれの菓子。「カンノーリ」は複数形。【南部】

6849377053_8db4ac569c_z
dessert, by stu_spivack, CC BY-SA

ザバイオーネ (Zabaione)
卵黄に砂糖とマルサラ酒を加えて泡立て、冷やし固めたクリームソース。フルーツやケーキに添えられることも。ピエモンテ州名物。

ドリンク ベヴァンデ Bevande

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ラッテ・マッキアート (Latte Macchiato)
泡立てたミルクにエスプレッソを少し注いだもの

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カフェ・ラッテ (Caffè Latte)
エスプレッソとホットミルクを半々に注いだもの

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

マロッキーノ (Marocchino)
カプチーノにココアパウダーをふったもの

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カプチーノ (Cappuccino)
エスプレッソと泡立てたミルクを半々に注いだもの

56972

カフェ・マッキアート (Caffè Macchiato)
エスプレッソに泡立てたミルクを少し入れたもの

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カフェ・ルンゴ (Caffè Lungo)
エスプレッソのお湯多め。やや薄くさらりとしている

56979

エスプレッソ (Espresso)
イタリアでカフェといえばコレ! 圧縮抽出して苦みが強い

チーズ フォルマッジョ Formaggio

56997

パルミジャーノ・レッジャーノ (Parmigiano Reggiano)
パルメザンチーズ。牛乳製のコクのある風味で「チーズの王様」とも。そのまま、あるいはすりおろして使用

56989

ペコリーノ・ロマーノ (Pecorino Romano)
羊乳製のセミハード、もしくはハードタイプのチーズ。すりおろしてパスタにかけたりする

59488

モッツァレッラ (Mozzarella)
カンパーニア州特産の水牛の乳を使ったフレッシュタイプ。牛乳製はフィオル・ディ・ラッテという

57108

マスカルポーネ (Mascarpone)
酸味のほとんどない、まろやかなクリームタイプのチーズ。ティラミスの材料になる

57084

ゴルゴンゾーラ (Gorgonzola)
牛乳製の青カビチーズ。クリーミーで、熟成が進んだものはぴりっとした辛みが加わる

57092

リコッタ (Ricotta)
チーズを作ったあとの羊(もしくは牛)乳を再度加熱して凝固させたもの。ほのかな甘みがある

グルメスポット利用の手引き

食事の時間はイタリア旅行のなかでもとくに楽しいひととき。充実した時間を過ごすために基本的な項目を頭に入れておきたい。

レストランのマナーと利用のコツ

○食後はエスプレッソ
食後にカプチーノを注文する人がいるが、イタリアでは、カプチーノは朝食時に飲むものとされている。ミルクがたっぷり入ったカプチーノは消化にいいとは言い難いので、料理を食べたあとには、胃をすっきりさせるカフェ(エスプレッソ)や食後酒を飲むのが一般的。

○支払いはテーブルで
会計はレジに赴くのではなく、“Il conto per favore.(イル・コント・ペル・ファヴォーレ)”と言って、テーブルの担当のウェイターに伝票を持ってきてもらい、金額分の現金またはクレジットカードをトレイの上に置く。

○チップは臨機応変に
明細に「servizio(サービス料)」と書いてあれば原則チップは不要。サービス料が含まれていなければ、義務ではないが料金の10%程度を渡そう。ただし、ローマでは端額をチップとして切り上げて請求したり、逆にミラノでは小額まできっちりおつりを渡したりと地域や店によっても対応が異なる。大きな額のチップを請求される場合を除いて、適度に寛容さをもって接したい。

○レストランは全面禁煙
禁煙法により、レストランなど公共の室内での喫煙は禁止されている。テラス席など外ならOKなので聞いてみよう。

○予約を入れたほうが確実
希望の日時に目当てのレストランで食事をするためには、高級リストランテはもちろん、カジュアルな店でも人気店や話題の店は混んでいるので予約をしておきたい。イタリア語や英語が不安なら、ホテルのコンシェルジュに依頼しよう。

○レストランへ行く時間帯
イタリア人の食事の時間帯は日本と比べて遅め(ランチ12〜15時、ディナー19時30分〜23時くらい)なので、プランニングの参考に。開店早々の時間帯を狙えば予約なしで入店できる可能性も高い。

○高級店へ行くときの服装
リストランテでもカジュアルな雰囲気の店は多いが、高級店はやはり正装で。トラットリアはジーンズでもOKだが、スニーカーはNGの店がほとんどなので要注意。

○シェアするときは取り皿に
料理をシェアしたいときは、食べる前に小皿に取り分ける。お皿ごと交換したり、1つのお皿から2人以上がフォークを出して一緒に食べるのはマナー違反。注文時にシェアしたい旨伝えれば事前に2皿に分けて持ってきてくれることも。

○食べるときは音を立てない
日本の麺類とは違い、ずるずると音を立ててパスタをすするのは禁物。どんな料理でも音を立てないで食べるのがエチケット。

レストランの種類

店の種類はさまざまだが、トラットリアでも高級店並みの料金だったり、カジュアルなリストランテもある。

58254

リストランテ (Ristorante)
カジュアルな店も多いが、イタリアで最高級と格付けされた店。身だしなみには注意。料理はもちろん、雰囲気やサービスも楽しめる。

58261

トラットリア (Trattoria)
気取らない家庭料理などを提供する、いわゆる「食堂」。リストランテよりも手ごろな料金で本場イタリアの味がいただける。

58271

オステリア (Osteria)
かつては駅馬車の中継地点にあった、旅館と食堂を兼ねた施設だった。トラットリアよりさらに庶民的な雰囲気。ワインを飲む居酒屋。

58281

ピッツェリア (Pizzeria)
名前のとおり、ピッツァの専門店。カジュアルな雰囲気だが、専門の職人が焼くピッツァが楽しめる。前菜やパスタも充実している。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

バール (Bar)
街のいたるところにある立ち飲みカフェ。コーヒーのほか、パニーノなどの軽食やアルコールまで楽しめるイタリア市民の社交場。

%3CatariName%3EObsequium44.eps%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E

エノテカ (Enoteca)
ワイン販売店に併設されるワインバー。チーズをはじめ数種類のつまみが用意されている。気に入れば、その場でワインの購入も。

58306

バーカロ (Bacaro)
ワインと、カウンターに並んだ簡単なつまみ(チケーティと呼ぶ)が楽しめる、立ち飲みのワイン居酒屋のこと。ヴェネツィア独特の呼び方。

イタリア人の生活に欠かせない バールを楽しむ

カプチーノとブリオッシュの朝食から、パニーノにみんながかぶりつくランチタイム「プランツォ(Pranzo)」。夕方からはおつまみとお酒でちょっと一杯。一日中、大活躍のバールをうまく利用して地元気分を味わおう。

バールは立ち飲みコーヒー屋さん

Bar(バール)の語源は英語のバリアーからきているとされている。バールとは、もちろんお酒も飲めるが、それよりもエスプレッソやカプチーノ、ブリオッシュなど軽食とコーヒーを楽しむ場所、という感覚が一般的だ。

バールのタイプ

カフェメインのもの以外に、たばこや切符・切手を売るバール・タバッキ(Bar Tabacchi)、ジェラートも売っているバール・ジェラテリア(Bar Gelateria)、お菓子屋さんを兼ねたバール・パスティッチェリア(Bar Pasticceria)など種類豊富。

料金は前払いが原則です

カウンター利用時の支払いは前払いが原則。手順は左の「オーダーの仕方」を参考に。だが、たいていのバールは前払いでも後払いでも大丈夫だ。

立ち飲みとテーブル席で料金が違います

テーブル席のメニューはやや高めの別料金設定。テーブル席利用が希望でカメリエーレ(ウェイター)がいたり、テーブル席にメニューが置いてある場合、レジで注文せず、テーブル席でウェイターが注文を取りに来てくれるのを待つ。レジで注文した飲み物を自分でテーブル席に持って行くと注意されることが多い。

街なかトイレの救世主

イタリアは公衆トイレが極端に少ないのでバールはひと休みに貴重な存在。トイレを使いたいときはなにか1品注文したり購入すれば無料で使用できる。

アペリティーヴォとは

食前酒の意味だが夕食前に食前酒と軽いつまみを楽しむ習慣も指す。バールではドリンクと前菜やつまみのセットメニューや、ドリンク1杯での前菜やつまみ食べ放題のことをいう。

軽食メニューも多彩にそろう

58322

パニーノ (Panino)
丸いパンを半分に切り、中に具を挟んだもの

58329

フォカッチャ (Focaccia)
平たいパンのサンドイッチ

58313

トラメッツィーノ (Tramezzino)
食パンのサンドイッチ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ピアディーナ (Piadina)
薄くのばした生地で具材を巻いたもの

オーダーの仕方

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

1.まず最初にレジで注文し、レシートを受け取る

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2.レシートをカウンターのバリスタに見せて注文する

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

3.オーダーが通ったら、バリスタの早業をじっくり観察

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

4.「プレーゴ(どうぞ)」という声と一緒に飲み物が登場

この記事のタグ

まっぷるイタリア’18

  • 発売日:2017年01月11日

筆者 : Fish & Tips

Fish and Tipsでは、海外旅行のコツやノウハウ、海外で話題のスポット、人気のホテル等、おすすめの海外旅行情報を配信しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるイタリア’18」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2016年10〜12月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。料金・価格の単位は、ユーロ(€)で表示しています。