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まっぷるマガジン編集部

更新日:2023年6月13日

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台湾・台北旅行 ビザ・パスポート

海外へ渡航するには、通常はその国のビザ(査証)を取得する必要があります。



短期間の滞在では免除している国が多いですが、滞在期間や目的、パスポートの有効期間などの条件があります。



旅行前に台湾のビザ免除の条件をチェックしておきましょう。

台湾のビザ免除の条件

90日以内の滞在は不要(日本国籍の場合)
・目的が観光、ビジネス、視察、展示会参加、国際交流、親族訪問などであること。
※留学、語学研修、宗教、就労は対象外

・帰国(出国)用の航空券や乗船券をもっていること。

免除の条件に当てはまらない場合は、住所地を担当している台北駐日経済文化代表処で、目的にあったビザを申請します。これは台湾の大使館や領事館の役割をしている機関で、東京、大阪、横浜、札幌、福岡、那覇にあります。

>>参考:台北駐日経済文化代表処 査証(ビザ)について

台湾旅行に必要なパスポートの有効期間

滞在する日数以上

日本人が台湾へビザ免除で入国する場合、滞在する日数以上の有効期間が残っていればOK。有効期限が迫っているときは、早めに更新手続きをしましょう。有効期間が1年未満になると切替申請ができます。

なおパスポートの有効期限は、パスポートの顔写真が載っているページにある「有効期間満了日/Date of expiry」で確認できます。

パスポート(旅券) を作る

必要書類を用意して、住民登録をしている自治体の窓口に申請します。発行まで1週間以上かかることもあるので、早めに手続きをしましょう。パスポートの有効期間が残っている場合は、切替申請ができます。

申請は代理人でもできますが、受け取りは本人が窓口へ行く必要があります。発行から6カ月以内に受けとらないと失効し、次回申請時の手数料が高くなるので気をつけましょう。

>>参考:外務省 パスポート(旅券)

申請のために用意するもの(新規申請)

・一般旅券発給申請書
外務省公式サイトからダウンロード可(→下記参照)。または申請窓口で入手

・戸籍謄本1通
発行後6カ月以内のもの。
※2023年3月末から戸籍抄本は不可

・写真(縦45mm×横35mm)1枚
6カ月以内に撮影したもの。無帽、無背景など条件あり

・本人確認書類
運転免許証、マイナンバーカードなど。1点でいいものと2点必要なものがある。代理人が提出する場合は、本人と代理人それぞれの身分証明書が必要。

・住民票の移し1通
単身赴任先や就学先など、住民登録をしていない都道府県で居所申請をする人のみ。発行後6カ月以内

【切替(更新)申請の必要書類】

・一般旅券発給申請書
・写真(縦45mm×横35mm)1枚
・有効期間の残っているパスポート
・戸籍謄本1通 ※氏名や本籍など、パスポートの記載事項に変更があった場合のみ

ダウンロード版申請書の使い方

①パソコンのブラウザ(Google Chrome、Safariなど)から外務省のウェブサイトにアクセス。必要事項を入力。

>>参考:外務省 パスポート申請書ダウンロード

②PDF形式でダウンロードしたファイルをプリンターで印刷

③直筆の署名などを記入して、ほかの必要書類といっしょに窓口へ提出

※スマートフォンやタブレットで作成して、コンビニのプリンターで印刷することもできます。動作環境や印刷サイズなどの条件があります。

>>参考:外務省 パスポート申請書ダウンロード 利用環境

申請する場所

住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口
※学生、長期出張や単身赴任者、一時帰国者などは、住民登録地以外での居所申請も可能

>>参考:各都道府県の旅券窓口

パスポートのオンライン申請が可能

有効期間が残っているパスポートの更新に限りますが、オンライン申請もできるようになりました。マイナポータルアプリ対応のスマートフォンとマイナンバーカードが必要です。

オンライン申請の対象者
・パスポートの有効期間が1年未満。または査証欄の余白が3ページ以下の人。有効期限が切れている場合は不可
・本籍や氏名、性別などの記載事項が変わっていない人
※一部の地域では新規申請や記載事項の変更も可能

>>参考:マイナポータル パスポート(旅券)申請について

受領のために必要なもの

・申請時に渡された受理票
・手数料

パスポートの交付(受取)手数料

10年間有効 1万6000円 (満18歳以上のみ申請可)
5年間有効 1万1000円(満12歳未満は6000円)

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。