2017年9月1日

ハワイ

ハワイへ出発前の準備 パスポート、ESTAの申請など

by Fish & Tips

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パスポート(旅券) PASSPORT

パスポートは海外で自分の国籍を証明する大切な書類。これがなければ外国の出入国も日本の出入国もできない。旅行の予定が決まったら、まずはパスポートを取得しよう。 すでに取得している場合は、有効期限をチェック。必要な残存期間を満たしていない場合は、パスポートを更新しなければならない。パスポートは、原則的に有効期限まで1年を切っていれば、いつでも更新手続きができる。

■アメリカ入国のためのパスポート
アメリカに入国するにはICパスポートでないとビザ免除プログラムが適用されない。日本のパスポートは2006年3月20日の申請分からICパスポートになっている。それ以前のものでも機械読み取り方式であれば、ビザ免除プログラムが適用される。一部の在外公館で発行されたパスポートにはICではなく機械でも読み取れないものもある。

■パスポートを作る
パスポートには、発行日から5年間有効な旅券(手数料1万1000円、12歳未満6000円)と、10年間有効な旅券(手数料1万6000円)がある。20歳未満の場合は申請できるのは5年旅券のみ。申請から受領まで通常8~10日かかる。写真の規格や身分証明書の種類などの規定については、申請前にHPで確認したい。

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新規申請のために用意するもの

・一般旅券発給申請書(申請窓口にある)
・戸籍謄(抄)本1通
・写真(縦45mm×横35mm)1枚
・申請者本人を証明する書類
※住基ネットワークを利用できない人は住民票が必要

申請する場所

住民登録をしている都道府県または市町村のパスポート申請窓口

受領のために必要なもの

・申請時に渡された受理票
・手数料

外務省パスポート A TO Z
www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport

必要なパスポートの残存有効期間 TERM OF VALIDITY OF PASSPORT

滞在日数以上 (ESTAを取得した場合)
アメリカ入国時の残存有効期間90日以上が望ましい

アメリカへビザ免除プログラムを利用して渡航する場合は、帰国日まで有効なICパスポートがあればよいが、アメリカ入国時に有効期間が90日以上残っているほうが望ましい。

ビザ VISA

90日以内の観光またはビジネス目的の滞在ビザ不要 (ビザ免除プログラム)
入国前までにESTAという電子渡航認証を受ける

ビザ(査証)は外国人がその国へ入国するために必要な書類のひとつ。観光やビジネス目的で短期滞在の場合は、ビザの取得を免除する国が多い。日本はアメリカのビザ免除プログラム(VWP)に参加しているので、90日以内の観光やビジネスでの滞在ならビザは不要。ただし、ICパスポートの所持と、アメリカに隣接しない国への出国用航空券または乗船券があること、入国前にESTA(電子渡航認証)を取得することが条件。

ビザ免除の条件 ESTA(電子渡航認証)の申請

ETSA(電子渡航認証)とは?

Electronic System for Travel Authorizationの略で、日本語では電子渡航認証と訳され、2009年1月以降義務づけられている。これはテロ防止などの目的で導入されたもの。ESTAの有効期限は2年。途中でパスポートの有効期限が満了したときは、同時に無効になる。認証のための費用として$14がかかる。

■ESTAの申請
インターネットの公式サイトからのみ行う。日本語のページもあるが、入力はすべて英字で行う。費用は申請の際にクレジットカードで支払う。回答は通常、すぐに出る。万一、認証が拒否された場合は、ビザを申請しなければならない。パソコンを持っていない、操作ができない、クレジットカードを持っていないという人は、代理人や旅行会社などに依頼する。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/

航空券 AIR TICKET

日程や目的地が決まったら、航空券を手配しよう。航空券には種類があり、旅行者がよく使うのは、PEX航空券か格安航空券の2種類だ。PEX航空券は航空会社から、格安航空券は旅行会社から購入する。季節によって料金が異なり、料金には運賃のほかに、空港使用料や燃油サーチャージなどが加算されるので確認しよう。マイレージが付くことなどを考えるとPEX航空券のほうが割安なこともあるので、よく比較したい。

PEX航空券 PEX AIR TICKET

PEX運賃とは正規割引料金のこと。PEX航空券には、IATA(国際航空運送協会)に参加している航空会社で共通に使えるIATA PEX航空券、各航空会社が独自に料金を決めるZONE PEX航空券、事前に購入する時期が限定されているAPEX航空券などがある。予約時に便名の確定や、食事などのリクエストができ、さらにはマイレージも付く。ただし、格安航空券に比べると料金は高めだ

格安航空券 DISCOUNT AIR TICKET

本来は旅行会社がパッケージツアー用に仕入れている団体専用チケットを個人に販売しているため、料金が安い。そのため期間が短いものや帰りの便を変更できない航空券が多い。最近では、IATAに加盟しない格安航空会社の進出による価格競争などもあり、非常に安い航空券も出回っている。ただし、便名が確定しない、申し込みが殺到しオーバーブッキングになったり、複数の旅行会社から同じ予約をするためダブルブッキングになったりするトラブルが起こりやすい。

オプショナルツアーの予約 TOUR RESERVATION

現地ホテルのツアーデスクなどで申し込むことも可能だが、出発前に予約しておけば時間の節約にもなり、無駄のないプランニングが可能だ。ツアー催行会社によっては日本からの予約専用電話を設けていたり、日本国内で予約を受け付けていることもある。日本語サイトから手軽に予約できる会社も多い。

パッケージツアーと個人旅行

パッケージツアーを利用するか、個人旅行で行くか? それぞれメリット、デメリットがあるので、旅の目的や予算により使い分けを。

安くて気楽なパッケージツアー
パッケージツアーなら、個人でホテルや航空機を予約する手間が省け、英語でのやりとりが苦手な人には気軽で安心。しかも一般に料金は個人で行くより安い。 ハワイの場合、ツアー料金に含まれているのは、往復の航空券代、ホテルへの送迎費、宿泊費ぐらいで、あとはほとんど自由行動というパッケージが多い。より自由度を重視するなら、到着日の市内観光やウェルカムランチといったプランが付いているかどうかもチェックポイントだ。ハワイが初めての人は、逆にこうしたプランを利用するとよい。

ホテルライフにこだわるなら個人旅行 
こだわりのホテル、愛用の航空会社がある人は多少高くついても個人手配がいい。「ラナイから海を眺めたい」とか、「すぐにビーチに出られる部屋がいい」といった希望は、自分で手配すれば叶えられるだろう。出発・到着時間を自分で決め、ホテルの場所や客室のグレードを希望どおりに手配することができるのは個人旅行ならではだ。

お金の準備 MONEY

盗難の被害に遭わないためにも持ち歩く現金は少なめに。クレジットカード社会のアメリカでは、カードで支払えるところが多い。

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旅の予算 TRAVEL BUDGET

■費用
東京〜ホノルル往復の航空券は5万円前後〜20万円前後。これに空港税や燃油サーチャージが加算される。宿泊はスタンダードな中級ホテルで1室1泊1万8000円、超高級ホテルで6万円が目安。食費は高級レストランではコースで$80という店もあるが、ファストフードなら$10前後で食事することもできる。交通費はザ・バスやワイキキトロリーといった交通機関の1日券などを活用すると割安に。これらにオプショナルツアーの費用、おみやげ代をプラスする。

■1日分の費用の目安
●宿泊費(1室あたり) 1万8000〜6万円($150〜500)
●交通費 市内600〜6000円($5〜50)
●食事代 4800〜1万2000円($40〜100)
●入場料 無料〜1440円($0〜12)
※$1=120円で計算しています。

日本での両替 EXCHANGE IN JAPAN

空港に着いてからホテルの客室に落ち着くまでに必要な現地通貨は、日本で用意しておくとよい。ホノルル国際空港からワイキキまでの交通費のほか、チップに使う$1紙幣は最低限必要だ。為替相場にもよるが日本で両替しておいたほうが一般的にレートが良い。両替できる場所は銀行以外にもFX業者や金券ショップなど、選択肢が広いので、レートだけでなく、手数料やその店までの交通費なども考えて選びたい。

■銀行 
USドルやユーロなど、主要外貨であれば、ほとんどの都市銀行、地方銀行で両替ができるが、日本で両替できるのは紙幣のみ。三菱東京UFJ銀行のワールドカレンシーショップや三井住友銀行の外貨両替コーナーなどの外貨両替専門の店舗は、通常の店舗より営業時間も長く、土・日曜営業の店もある。ただし手数料は高い。

■外貨両替ショップ
今は銀行だけでなくFX業者や金券ショップでも両替ができる。銀行に比べ手数料が安い業者が多い。

■外貨宅配サービス
銀行では三井住友銀行、FX業者ではトラべレックスなどが行なっており、希望の通貨を代引きで自宅や勤務先など指定の場所へ指定日に届けるサービス。両替手数料と送料がかかる。また、オンラインで購入し、空港で受け取ることも可能だ。

物価

ハワイの物価は日本とほぼ同じ。ファストフードやスーパーで買うものは日本よりやや安め。食べ物はアメリカンサイズなので数人でシェアすれば経済的だ。

・ミネラルウォーター $1前後(約120円)
・コーラ $1.50前後(約180円)
・ビール $1.35前後(約160円)バーで飲むなら$4前後
・スターバックスのカフェラテ(トールサイズ) $2.88(約350円)
・風邪薬 $7〜9(約840〜1080円)
・CD $16〜20(約1920〜2400円)
・たばこ $10前後(約1200円)
・プレートランチ $6〜(約720円〜)
・ハンバーガー $3.50〜8(約420〜960円)
・バスの料金均一 $2.50(約300円)
・タクシーの初乗り $3.10〜(約370円〜)
・レンタカー1日 $40〜(約4800円〜)
・ガソリン1ガロン $3.50前後(約3.8ℓ約420円)
・単3乾電池2本 $3〜(約360円〜)

クレジットカード CREDIT CARD

多額の現金を持ち歩くのは危険なので、支払いはクレジットカードで済ませたい。また、ホテルにチェックインの際やレンタカーを借りる際には、デポジットの代わりになり、身分証明にもなるので、海外旅行の必需品だ。

■利用限度額を調べておく
海外で高額な出費を予定しているときは、出発前にカード会社に問い合わせておきたい。限度額を上回って利用したい場合は増額してもらう。

■カードに付帯している海外旅行保険に注意 
海外旅行保険が適用されるのは、海外に出たときからなのか、あるいはカードを利用して初めて適用されるのか、どんな事故に適用されるのかなど、事前に調べておきたい。予想外にお金がかかってしまうことがある。

■引き落とし金額は決済日の換算レート
海外で使ったクレジットカードは日本円に換算されて引き落とされるが、日本円への換算は使用した当日ではなく、各クレジットカード会社が設定した日にまとめて換算される。そのレートの差が大きく影響する場合もある。

■カード情報のスキミングに注意 
カード番号などカードの情報を盗まれ、勝手に使用されて引き落とされたというようなことがないよう、クレジットカードで支払いをするときは、信頼できる店で使用しよう。

Credit cards close up
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国際キャッシュカード・デビットカード INTERNATIONAL CARD

ATMネットワークを利用して、自分の銀行口座から現地通貨で現金が引き出せるサービスが利用できる。おもなものに、楽天銀行、新生銀行、スルガ銀行、シティバンクによるサービスがある。

■手数料 
利用する銀行により異なるが、換算レートに3〜4%の手数料が加算され、引出手数料が1回につき210円かかるものもある。

トラベルプリペイドカード TRAVEL PREPAID CARD

専用口座にチャージした額だけ利用できる海外専用プリペイドカード。提携ATMで現地通貨を引き出すことや、提携店で支払いに使うことができる。引出手数料や利用限度額があるが、紛失・盗難時のサポートがあるため、現金を持ち歩くより安心。申し込みはインターネットや郵送でもOK。JTBやクレディセゾンなどが発行している。

荷物 BAGGAGE

おみやげなどで、帰国時の荷物は倍近くに増える。飛行機の重量制限を超えてしまわないよう荷物はなるべく少なめに。

服装 CLOTHES

年間を通して温暖で、リゾート地ならではの解放感から、半袖に短パンで過ごすのが一般的。レストランでもランチタイムに利用する限りあまり服装は気にしなくてよい。しかし、一流レストランのディナータイムにはドレスコードやそれに準ずる服装が求められる。男性ならば襟付シャツに長ズボン、女性ならばワンピースを、1枚は用意しておくとよい。ハワイでは金曜日はアロハフライデーとして、官庁や銀行の職員など、男性はアロハシャツ、女性はムームーを着て仕事をする習慣がある。アロハシャツはハワイでは正装なので1着あると便利。

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海外旅行保険 TRAVEL INSURANCE

海外旅行中に病気やけがをしたときはもちろん、荷物の盗難や、たとえばホテルの備品を破損してしまった、高額な医療費がかかったなど、思いもよらないトラブルに対処し、補償するのが海外旅行保険だ。

海外旅行保険は必要か? 

病気にかかったり、事故に遭ったりすることは非常にまれだが、それでも万一に備えて海外旅行保険には絶対に加入しておきたい。自分でいくら注意していても避けられない事故もある。しかも、海外での治療には日本の保険はもちろん適用されないうえ、莫大な費用がかかる。
申し込みは、旅行会社やインターネットでできる。空港の保険会社窓口でもできるが、自宅〜空港間の往復にも保険は適用されるので、事前に入っておくのが得策だ。

おもな保険会社

・損保ジャパン日本興亜 www.sjnk.co.jp
・AIU保険 www.aiu.co.jp/travel
・ジェイアイ傷害火災保険 www.jihoken.co.jp
・エイチ・エス損害保険 www.hs-sonpo.co.jp
・エース損害保険 www.ace-insurance.co.jp

クレジットカードに付帯している保険

海外旅行保険付きのクレジットカードもあるが、内容はまちまち。一般的に保険金額は低めで、重要な項目がないことも。そのカードで空港への交通費やツアー代金を支払うなど、条件付きの場合もあるので、出発前に調べておきたい。とくにケガ・病気の治療費、他人に損害を与えた際の賠償責任などは、高額になりやすいので必須。荷物の破損や盗難を補償する携行品損害も大切だ。24時間日本語サポートや、キャッシュレス医療サービスの有無も確認しておきたい。

保険が適用されないケース(保険会社により異なる)

■現金・有価証券類の盗難・紛失
■慢性病の治療費
■妊娠・出産に関わる医療費
■歯科疾病の治療費
■戦争・暴動などによる被害 テロによる被害については状況により保険会社が判断
■天災による被害 地震、噴火、洪水、台風、津波などによる被害

アシスタンス・センター

緊急の場合は、まず保険会社のアシスタンス・サービスに連絡する。出発前に加入した保険会社のアシスタンス・センターの連絡先を確認しておきたい。

保険の種類

■傷害死亡/傷害治療/後遺障害(基本契約)
海外旅行中の事故によってけがをした、死亡した、後遺障害が残った、治療を受けたなどの場合。傷害に関わる保険のみ基本契約で、海外旅行保険加入の際、必ず入らなければならない。

■疾病死亡/疾病治療(特約) 
海外旅行中に病気になり死亡した、あるいは治療を受けたとき。

■賠償責任(特約) 
海外旅行中に誤って他人にけがをさせてしまったり、他人の物を壊してしまい法律上の賠償責任を負ったなどの場合。

■携行品損害(特約)
海外旅行中にスーツケース、カメラなど、所有物が偶然の事故により壊れたり、盗まれたりしたとき。

■救援者費用(特約)
海外旅行中、病気やけがにより死亡または入院し、日本から家族が現地に行った場合の交通費や滞在費を補償。

■入院一時金(特約)
けが、病気で2日以上入院した場合。

■航空機寄託手荷物遅延費用(特約)
航空機の遅れなどにより、機内に預けた荷物が届かず、当座必要な衣類や日用品を購入した場合。

■航空機遅延により生じた費用(特約)
航空機の欠航や遅れにより、6時間以内に振り替え便が運航しなかった場合の宿泊費や飲食費を補償。

国際運転免許証と国際学生証

国際運転免許証

ハワイでは日本の運転免許証とパスポートがあれば、入国後1年間は運転できる。ただし、事故や違反の際にトラブルになることもあるので、英語表記の国際運転免許証も携帯しておくほうが安心。住所地の運転免許センターや運転免許試験場などで、パスポート、顔写真(縦5cm×横4cm)1枚、日本の運転免許証を提出すれば、通常はその場で発行される。手数料2400円。発行から1年間有効。ほかにレンタカー会社の翻訳文発行サービスもある。レンタカーを借りられるのは原則21歳以上。

国際学生証

ISIC(International Student Identity Card)カードと呼ばれ、国際的に統一された学生証(身分証明書)のこと。博物館や美術館などのほか、宿泊施設、交通機関、レンタカー、レストランやファストフード店など、さまざまな契約施設で割引が適用される。ただし、ハワイでは国際学生証が利用できる施設は少ない。 申し込みは、申込書、写真、学生証のコピー(在学証明書または休学証明書でも可)を添えて、大学生協プレイガイドなど、最寄りの発行所に提出、または大学生協事業センターに郵送する。カード代金は1470円。

ハワイのおすすめホテル

トラベルデイズ ホノルル

  • 発売日:2012年07月02日

筆者 : Fish & Tips

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ ホノルル」です。掲載している情報は、2014年8〜11月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。  最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。